韓国の仮想通貨取引所OKEx韓国は、10月10日付けで上場を廃止するとしていた匿名仮想通貨(プライバシーコイン)のダッシュ(DASH)とジーキャッシュ(ZEC)のサポート終了を暫定的に保留すると発表した。

モネロ(XMR)、ホライズン(ZEN)、スーパービットコイン(SBTC)のサポートは10日に終了した。

匿名通貨廃止の理由は、金融活動作業部会(FATF)が定める「トラベルルール」に違反することで、マネーロンダリングやテロ資金供与への危険性があると危惧されているからだ。

しかし、この決定に対して、ZECとDASHは意義を申し立て、再審査を要請。OKEx側も審査後の経過を後日発表するとしている。

プライベートコインのサポート停止をめぐっては、9月に韓国カカオ傘下の仮想通貨取引所アップビット(Upbit)もモネロ、ダッシュ、ジーキャッシュ、ヘイブン(XHV)、ビットチューブ(TUBE)、ピヴクス(PIVX)の6種類を廃止すると発表していた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版