韓国の仮想通貨取引所アップビット、6つの匿名仮想通貨を上場廃止

韓国カカオ傘下の仮想通貨取引所アップビット(Upbit)が9月20日、6つの匿名仮想通貨(プライバシーコイン)を上場廃止にすると発表した。モネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)、ヘイブン(XHV)、ビットチューブ(TUBE)、ピヴクス(PIVX)の6種類を9月30日に廃止する。

また、これら6種類の入金停止、韓国ウォン、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETC)、テザー(USDT)で出された注文(購入・売却)をキャンセルすることも発表された。

アップビットは、サポート廃止の理由について、マネーロンダリング(AML)対策と、外部ネットワークからの流入を防ぐためだと明らかにした。匿名仮想通貨については、廃止の検討を続けるという。

なおOKEx韓国が9月16日、5つの匿名仮想通貨を上場廃止にすると発表した。XMR、DASH、ZEC、ホリゼン(ZEN)、スーパービットコイン(SBTC)が10月10日に上場廃止となる。

匿名仮想通貨については、金融活動作業部会(FATF)が定める「トラベルルール」に違反することが問題視されている。トラベルルールは、FATFが6日に定めた仮想通貨に関するガイドラインに規定されており、仮想通貨取引所やウォレット業者などを含む仮想資産サービス提供者(VASP)に対して顧客情報の収集と送付を要求する。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版