仮想通貨取引所コインチェックは25日、新たに仮想通貨Qtum(クアンタム、QTUM)の取り扱いを開始する予定であると発表した。QTUMが上場すれば、同社で取り扱い仮想通貨は12種類となる。
取り扱い開示時期は改めて通知するとしている。
対象サービスはコインチェックでの送金・受取・購入・売却と、貸仮想通貨だ。
Qtumは、2016年12月にQtum財団が開発した仮想通貨だ。ビットコインで用いられている残高確認方式(UTXO)を採用し、イーサリアムのスマートコントラクトを実装でき、コインチェックの発表によれば「ビットコインとイーサリアムの長所を掛け合わせた仮想通貨と言われている」という。
分散型アプリケーション(Dapps)プラットフォームとしての機能も備えている。昨年5月、グーグル運営のクラウドサービス「グーグル クラウド プラットフォーム(GCP)」のソフトウェアパートナーと協力し、ユーザーが分散型アプリ(dApps)やサービスを手軽に開発できるようにすると発表している。
バイナンスではQtumのステーキングサービスを昨年9月から手掛けている。コインチェックでも将来的にステーキングのサービスを行う可能性もあるだろう。
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