仮想通貨データプロバイダーのクリプトコンペアが仮想通貨取引所ランキングを更新し、その中で、世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスがトップ10から順位を下げた。1位にジェミニ、2位にパクソスのitBit、3位にコインベースが入った。評価ではセキュリティが大きく影響したという。

世界最大の取引量を持つ仮想通貨取引所であるバイナンスは前回調査の8位から順位を落とし12位。トップ10から陥落した。その理由についてクリプトコンペアCEOのチャールズ・ハイター氏は仮想通貨メディア、ザ・ブロックに「最近ハッキングされ、セキュリティ面で評価を大きく下げた」ことを理由に挙げた。

一方でジェミニはセキュリティ面が高く評価されたという。

4位以降はクラーケン、ビットスタンプ、リキッド、OKex、ポロニエックス、ビットフライヤー、ルノが続いた。コインチェックは6つ順位を落とし24位だった。

ランキングは今年6月に初めて発表。今回はセキュリティや顧客情報保護などの「ネガティブレポート」カテゴリが評価基準として追加され、計8項目が評価基準となった。