米ニュージャージー拠点の仮想通貨マイニングソフトを手掛けるハニーマイナーは、MacOS向けマイニングアプリのサービスを開始した。同社が5月9日にブログで発表した。
同社のマイニングアプリは、ユーザーがPCのCPU/GPUを利用して仮想通貨ビットコイン(BTC)をマイニングできるサービス。同アプリの特徴として、ユーザーのPCが待機中(アイドル中)にもマイニングが可能なことや、現在のマイニング統計データとアクティビティログや通貨、使用ハードウエア、払い戻しなどを確認できることをあげている。
ハニーマイナーはマイニングサービスを拡大する一方で、他のマイニングサービスは昨年の弱気市場の影響で縮小または撤退する傾向にある。
今年2月には、マイニングプログラム「コインハイブ」の運営元がサービスの提供を終了すると発表。仮想通貨モネロ(XMR)の下落などにより、経済的な理由で存続が不可能になったとしている。
今月には、中国の仮想通貨マイニング大手ビットメインのハッシュレートが過去30日間で急激に低下し、ビットコインのマイニングネットワークにおけるビットメインの存在感が薄れてきているようだと報じられている。
ロンドン拠点の仮想通貨マイニングを手がけるアルゴ・ブロックチェーンは今年2月、自社がマイニングに集中するとしてマイニング・アズ・ア・サービスの運営を停止すると発表していた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版