16日の仮想通貨市場はわずかに落ち込み、ビットコイン(BTC)価格は8000ドル以下に戻ってしまい、イーサリアム(ETH)は500ドルを下回った。
先週のBTC価格はわずか30分で1000ドル値上がりした。急騰後も着実に上昇傾向を維持していた。
BTCは約7944ドルで取引されており、過去24時間で5%減少している。
またETHも24時間で約5%下落し、記事執筆時点では503ドル前後で取引されている。
コインマーケットキャップに掲載されている仮想通貨上位10種類のうち、アルトコインのカルダノ(ADA)のみが値上がりした。過去24時間で8%上昇し、記事執筆時点では0.23ドルで取引されている。カルダノの好調な値動きは、世界第二位の仮想通貨取引所のフオビー(Huobi)が、カルダノの取り扱いを始めたことが影響したと思われる。
コインテレグラフの寄稿者であるジョセフ・ユン氏は、すべてのアルトコインがビットコインの値動きに従わないのは、より「快適」とツイートした。
I'm more comfortable with the cryptocurrency market now, as cryptocurrencies have started to demonstrate independent movements.
— Joseph Young (@iamjosephyoung) April 16, 2018
Bitcoin did not make major movements today, but Cardao rose by 11% and ICON went up 8%. I like that cryptos are not just following the trend of BTC.
(私は、それぞれの仮想通貨が独立した値動きを見せる仮想通貨市場の方が快適に感じる。今日、ビットコインは大きな値動きを見せなかったが、カルダノは11%上昇し、ICONは8%上昇した。仮想通貨がBTCのトレンドに追随しない方が私は好きだ)
時価総額の総計は3000億ドル以上を維持している。現在は3190億ドル周辺となっている。
最近は仮想通貨界で著名な投資家がポジティブな予測をいくつか出した。ティム・ドレイパー氏はBTCが2022年に25万ドルを突破すると発言し、トム・リー氏はBTCが年内に2万5000ドルに達するだろうと予測した。