仮想通貨投資会社コインシェアーズ、ハードウェアウォレット企業レジャー、日本の野村ホールディングスが共同設立した仮想通貨カストディ企業であるコマイヌは、英国で規制承認を得た。

コマイヌは10月6日、英国の金融行為規制機構(FCA)から、カストディ・ウォレット・プロバイダーとして登録するための承認を得たと発表した。

FCAへのカストディ登録により、コマイヌは英国で仮想通貨カストディサービスを提供することが可能となり、コマイヌのtプラットフォームを通じて担保管理サービスも提供できる。

「コマイヌは英国で機関投資家向けカストディサービスと、担保管理ソリューションであるコマイヌ・コネクトを提供する」とコマイヌの戦略責任者のセバスチャン・ウィドマン氏はコインテレグラフに語った。

コマイヌのニコラ・ベルトランCEOは、「英国は依然として、伝統的な金融と分散型金融の融合を促進する最も重要なフィンテックとイノベーションのハブの1つだ」と語った。

コマイヌは2023年8月にドバイの仮想資産規制当局から運営ライセンスを取得している。コマイヌはまた、本社が置かれているジャージー金融サービス委員会によっても規制されている。

コマイヌは過去にも英国当局と密接に協力している。2021年初頭、コマイヌは、警察の捜査過程で押収されたデジタル資産を安全に保管するための当局と合意を結んでいる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン