ビットコインのホワイトペーパーとコードの著作権を米国著作権局に登録されたからといって、米政府に認められるわけではない。
22日、自称サトシ・ナカモトであるNチェーンのクレイグ・ライト氏が、サトシ・ナカモトが著者であるビットコインのホワイトペーパーの著作権登録を米国でしたことに対して、英国の有力紙フィナンシャル・タイムズも注目。上記のように解説した。
記事によると、ライト氏のスポークスマンは、米国著作権局がライト氏をビットコインの創設者と認めた初めての政府機関になると主張。ただ米国著作権局は次のように話した。
「作品が偽名で書かれている場合、米国著作権局は申請者と偽名を使った著作者の関係について調査しない」
また、もし申請情報が間違っていた場合、米国著作権局は登録をキャンセルできるそうだ。
今回の著作権登録に関しては有効性を疑う声はすでにでていた。
仮想通貨・ブロックチェーン関連のシンクタンクであるコインセンターの幹部、ジェリー・ブリト氏は、「著作権登録することは、単にフォームに記入すること」とし誰でも登録できることを強調した。
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一方、ライト氏が率いるビットコインSVの価格は急騰。一時、70%を超える上げ幅を記録した。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版