米ユタ州共和党(GOP)は4月25日、ブロックチェーン投票プラットフォーム「Voat(ヴォート)」を使用して候補者を選出した。フォーブスが報じた。同プラットフォームは以前、数々のセキュリティ問題の指摘もあった。

ヴォートの共同創設者でCEOのニミット・サウニィ氏は、同プラットフォームは「期待通りのパフォーマンス」をし、登録された代議員表の93%を管理したと述べた。

ユタ州共和党長のデレク・ブラウン氏は、同アプリを称賛し、受信したフィードバックは肯定的で、結果は同システムに対する固定概念を打ち消すものだったと述べている。

ヴォーツのアプリでは、顔認証による本人確認を行い、スマートフォンを使って電子投票を行える。

米ウエストバージニア州は2月27日、予定される予備選挙にヴォーツを使用しないと発表している。有権者らは、デモクラシー・ライブが提供するプラットフォームを使用して投票することになる。同プラットフォームはオンラインで投票するか印刷して郵送することができる。

デモクラシー・ライブもヴォーツも共に、タスク・フィランソロピーのCEOでもあるブラッドリー・タスク氏が出資している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン