米大手仮想通貨取引所コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズは、ビットコイン(BTC)マイニング向けのソフトウェアサービス開発を手掛けるタイタン社(Titan)に出資を行った。投資額は非公開となっている。
タイタンの発表によると、この投資は同社の製品の開発を継続し、ビットコインマイニング企業の効率性と収益性を改善するのに役立つという。
タイタンの共同創設者兼CEOであるライアン・コンドロン氏は「マイニングは趣味から産業へ、そして重要なグローバルコンピューティングインフラへと進化した。タイタンは、世界クラスのマイナーがこれらの課題に対処できるようにサポートする用意がある」と述べている。
タイタンは米国を拠点とするマイナーを対象にマイニングソフトウェアを提供している。同社によれば、ノードとマイニングダッシュボードをネットワークすることにより、マイナーは競争力を高めることができるという。
以前、タイタンは昨年12月にCoinMintとCoreScientificと共同でマイニングプールを立ち上げている。タイタンは発表の中で、北米で最初のエンタープライズグレードのビットコインマイニングプールだとしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン