コインベース・インターナショナルは、バイナンス、バイビット、ビットゲット、OKXなどの中央集権型取引所の後を追い、仮想通貨プロジェクトのためのローンチパッドを作成している。

コインベースの開発者は6月17日、「プレローンチ市場では、ユーザーがまだローンチされていないトークンの永久先物契約を取引できる」と明らかにした。「基礎となるトークンが適用される現物取引所でローンチされた場合、その商品は標準の永久契約に変換される」という。

この機能は、コインベース・インターナショナルを通じて機関投資家に、コインベース・アドバンスを通じて個人投資家に提供される。プレローンチ市場の資産は、初期証拠金50%または2倍のレバレッジに制限され、トークンごとの名目ポジション限度は5万ドル(約788万円)だ。

また、この金融商品は従来の標準的な先物とは異なる動作をする。

「プレローンチ市場は、標準的な永久先物とは異なるインデックス価格メカニズムを持ち、プレローンチ・インデックス価格のために金融商品のマーク価格の4時間指数移動平均(EMA)を使用する」

開発者はさらに、「プレローンチ市場は高リスクの性質を持つため、流動性の低下、ボラティリティの上昇、清算リスクの増加により影響を受けやすい」と警告した。加えて、ローンチ前の商品は取引所の流動性サポートプログラムによってサポートされていないため、自動清算のリスクが追加されることになる。

また、プレローンチトークンが完全な上場プロセスに到達しない可能性もあると、コインベース・インターナショナルのスタッフは説明している。「基礎となるトークンがローンチされないリスクがあり、その場合、プレローンチ市場は標準の永久先物市場に変換されず、市場は一時停止または上場廃止される可能性がある」とのべた。

コインベース・インターナショナルは2023年5月に設立された、米国拠点の同名取引所の海外部門。バミューダ金融庁(BMA)からクラスFライセンスを取得している。

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