仮想通貨取引所コインベース 右翼扇動家ミロ・イアノポウロスの個人アカウントを閉鎖

米国最大の仮想通貨取引所コインベースは、英国籍のオルタナ右翼扇動家、ミロ・イアノポウロスの個人アカウントを閉鎖した。イアノポウロスがオルタナ系右翼SNSメディア「Gab」で5月3日に明かした

イアノポウロスはオルタナ右翼の論客として知られる。米国保守系ネットメディア「ブライトバート」の編集者を務めたことがある。コインベースのアカウントは3分で閉鎖されたとしている。

Screenshot of Yiannopoulos Gab post

(イアノポウロスがGabに投稿したスクリーンショット  参照:Gab)

英ガーディアン紙の報道によると、イアノポウロスは以前にも、ソーシャルメディアのフェイスブックやインスタグラム、ツイッターでも閉鎖されている。フェイスブックの広報は、「イデオロギーに関わらず暴力やヘイトを促進またはそれに関連する個人や組織は常に禁止している。違反者の可能性を判断する過程は広域に及び、本日そういったアカウントを排除する判断に至った」と述べていたと報じられていた。

コインベース今年1月Gabの創設者アンドリュー・トーバの個人アカウントを閉鎖していた。Gabではオルタナ右翼ユーザーによるヘイトスピーチが投稿されている。特にオルタナ右翼のユーザーがツイッターから締め出されてからは、多くのユーザーがGabに移行しているといわれていた。Gab側はあくまで言論の自由だとして、そのような差別的な投稿を容認してきた。

コインベースは昨年4月には、匿名で機密情報を公開する非営利組織ウィキリークスのアカウントも閉鎖している。このケースでは、ウィキリークスの商品販売部門「ウィキリークスショップ」のアカウントによる利用規約違反があったとして閉鎖した。ウィキリークス側はコインベースから通知や説明がなかったと抗議した。

先日逮捕されたウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジは、2017年12月から各国政府による「金融封鎖」を回避するため、仮想通貨を使った寄付を呼び掛けていた。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Coinbase Bans Personal Account of British Right-Wing Pundit Milo Yiannopoulos