シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループのビットコイン(BTC)先物の今年5月の1日当たりの平均取引量は、5億1500万ドル(約545億円)と過去最高を記録した。フォーブスが8月28日に報じた

CMEグループのマネジングディレクターのティム・マックコート氏は、5月のビットコイン先物は、「各日平均1万3600件超の契約があり、想定元本5億1500万ドル(約545億円)の6万8000相当のビットコイン取引があった」と述べた。

マックコート氏はまた、1日あたりのビットコイン取引高の最高値を記録したのは5月13日で、契約数は3万3677件、16万8000BTC(この記事の執筆時点で17.5億ドル、約1852億円相当)を超えたとしている。

さらに、ビットコイン先物の年初来の1日あたりの平均契約数は7237件で、3万6185BTCに相当するという。

マックコート氏は、仮想通貨やブロックチェーン技術向けの異なるアプリケーションへの関心が広域に渡り増しているとし、以下のように述べた。

「この新しい市場がいかに成長して拡大していくのかを目にするのは興味深い。CMEグループにいる我々にとって、最重要視することは教育で、我々の顧客が仮想通貨周辺において戦略的な決断を確実に下すのに必要なツールをすべて持てるようにすることだ」

CMEのライバルとなるかもしれないバックトは、9月23日からビットコイン先物を開始する予定だ。9月6日から資金受け入れを開始すると発表した

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版