ビットコイン(BTC)マイニング企業クリーンスパークが、GRIIDインフラストラクチャの買収を発表した。取得額は1億5500万ドルだ。

6月27日の発表によると、クリーンスパークはGRIIDの発行済み普通株式のすべてを株式交換で取得した。契約の一環として、クリーンスパークはGRIIDの全ての債務を引き受ける。また、専用ホスティング契約により20メガワットの電力がクリーンスパークに割り当てられる。

さらに、クリーンスパークはGRIIDに対して500万ドルの運転資金貸付と、即時の債務解消のために5090万ドルを提供した。この取引により、クリーンスパークは今後数年間で400メガワット以上の電力を得る見込みだ。

「この取引により、今年末までにテネシー州で100メガワットを超えることができ、2025年には200メガワット、2026年には400メガワットを超える見込みだ」と、クリーンスパークのザック・ブラッドフォードCEOはのべた。

「我々はインフラを構築し、テネシー州で1ギガワットのデータセンター運営を可能にするために、地域社会と協力し続ける」とブラッドフォード氏は続けた。クリーンスパークの株価は6月27日に2.2%上昇し、16.44ドルとなり、年初来で50%以上の上昇となった。

2024年2月現在、GRIIDは東テネシー州に2つのマイニング施設とニューヨーク州に共同設置された施設を運営している。これらのサイトは68メガワットのマイニング容量を持ち、その大部分はテネシー州に存在する。今年初め、同社はテネシーバレーでのマイニング容量を150メガワット近くに増加させる計画を発表した

データセンターの買収Data center acquisitions

ビットコインマイニング企業は最近、データセンターのポートフォリオを拡大している。例えば、マラソンデジタルは昨年12月にジェネレートキャピタルから2つの運営中のマイニング施設を買収し、同社のハッシュレートを2年間で倍増させることができた。

今月初め、クリーンスパークはジョージア州にある5つのマイニング施設を追加で買収し、合計60メガワットを追加したことを発表した。3月には、証券取引委員会に提出した書類で、8億ドルの株式を売却し、追加資本を調達する計画も明らかにした

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