中国人経営者は今後の企業活動で最も重要な新技術としてAI(人工知能)や5Gとともに、ブロックチェーンに注目しているようだ。

日本経済新聞や韓国の毎日経済新聞、中国の環球時報が実施した日中韓の経営者アンケートを実施した。「今後の企業活動で最も重要な新技術」として中国企業はAI(30%)、ロボット(11%)、5G(9%)、そしてブロックチェーン(10%)を挙げている。

一方、日本や韓国の企業はAIと解答する企業が多く、ブロックチェーンは上位5つの技術には入らなかった。

出典:日本経済新聞

中国では昨年10月、習近平国家主席がブロックチェーン推進宣言を行い、ブロックチェーン技術の注目が高まっている。

中国共産党機関紙の人民日報は1月1日、2019年のキーワードの1つにブロックチェーンを選んだ。人民日報は「2019年はブロックチェーンが転機を迎えた年」とし、習近平発言によってあらゆる分野で注目が集まったと説明している。