米仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツ氏は、フェイスブックはリブラを通貨と呼ぶべきではなかったという見解を示した。5日ニューヨークで開かれたロイター通信の主催の投資家向けカンファレンスで発言した。

リブラは米議会を始め各国の政治家や規制機関から厳しい目で見られており、風前の灯だ。ノボグラッツ氏は、「リブラをグローバルな支払いツールでなくグローバルな通貨と描写したことがフェイスブックのミスだった」と分析した。

一方、先月末の中国の習近平国家主席がブロックチェーンと仮想通貨を正当化したと指摘。以前まではリブラの後退やテレグラムのトークンの違法判定など悪材料ばかりと弱気になっていたが、習主席の発言によってビットコインが上昇したという認識を示した。

習主席は先月末、ブロックチェーン技術をイノベーションの中核に吸えると発言した。

「仮想通貨セクターには関係ない」といった見方も出たが、昨日、中国はビットコインのマイニングを廃止検討リストから削除した。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版