仮想通貨取引所コインベース元スタッフ、米規制当局CFTCへの転身相次ぐ |元幹部が市場監視部門の責任者に

米仮想通貨取引所コインベースの元バイス・プレジデントだったドロシー・デウィット氏がこのほど、米規制当局の米商品先物取引委員会(CFTC)の市場監視部門の責任者に就任した。CFTCではコインベースの元スタッフが相次いで、要職に就任している。

CFTCは17日、デウィット氏の人事を発表した。デウィット氏はCFTCでデリバティブプラットフォームやデリバティブ商品の監督・評価を担当することになる。

デウィット氏は弁護士の資格を持ち、コインベースで法律顧問や、ビジネスラインおよびマーケット担当のバイスプレジデントを務めていた。

CFTCのターバート委員長は今回のデウィット氏抜擢について次のようにコメントしている。

「金融および法律分野で20年以上の民間での経験をCFTCにもたらしてくれる。彼女の投資や法律、コンプライアンス、そして仮想通貨を含む分散台帳技術に関する知識は、21世紀のコモディティを規制するための総合的なアプローチに取り組んでいるCFTCにとって非常に貴重だ」

ターバート体制でコインベース出身者は2人目

CFTCのターバート委員長は今年7月に就任した。仮想通貨界隈から「クリプトパパ」と愛されたジャンカルロ前委員長の後任だ。

ターバート委員長は新体制発足後、最初の人事でコインベース出身のアンドリュー・ライデノー氏を上級顧問として起用。ライデノー氏は、コインベースで機関投資家向け商品のアドバイザーとして勤務していた。

ライデノー氏は、先物やデリバティブ市場に関する法的問題について、ターバート氏に助言する役割を担う。

ターバート氏の仮想通貨に対する姿勢はまだ未知数だが、コインベース出身者を積極的に起用していることから、仮想通貨・ブロックチェーン分野について高い関心を持っていることが伺えるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版