モルガン・デジタル・クリーク創業者アンソニー・ポンプリアーノ氏(通称ポンプ)は1日、中央銀行が米ドルへのリスクヘッジのためにビットコインを購入するようになるだろうと述べた。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、世界の中央銀行が今年前半に購入した金(ゴールド)は、157億ドル(約1兆6880億円)。世界貿易で緊張感が高まる中、準備金を米ドル以外にも持つのが狙いだ。
このニュースを受けてポンプは、今はヘッジとして金を買う中央銀行は、将来的には価値保存手段として機能するビットコインを買うだろうと予測。次のように述べた。
「彼らがビットコインの非対称性、非相関性に気づくまで待とう。全ての中央銀行はビットコインを買うだろう」
ビットコインは伝統的な資産と相関性が低いことが注目されており、有事の際には避難通貨として機能すると期待されている。
ポンプはビットコインの強気派として知られており、先日は金(ゴールド)マニアのピーダー・シフ氏と討論。もしビットコインに1%でも成功する確率があれば「一生後悔することになるだろう」と忠告していた。