ジャック・ドーシー氏が率いるブロックは、モバイル決済アプリ「キャッシュアプリ」でステーブルコインの送受信が可能になると発表した。
キャッシュアプリは木曜日の発表で、仮想通貨およびブロックチェーン利用者向けに複数の新機能を提供する計画を明らかにした。内容には、ビットコイン(BTC)での支払い、法定通貨からBTC支払いへの変換、ステーブルコインの送受信などが含まれる。
フォーチュンは、これらの機能が2026年初頭にもアプリで利用可能になる可能性があると報じた。
発表では「まもなく、キャッシュアプリの何百万人ものユーザーが、ビットコインを保有していなくても高速かつ低コストの支払いが可能になる」と述べられた。
どのステーブルコインが利用可能になるか具体的な言及はなかったが、時価総額で存在感があるステーブルコインはテザーのUSDTやサークルのUSDCだ。
サークルのジェレミー・アレアーCEOはXで今回の発表を称賛し、キャッシュアプリで同社のステーブルコインが支払いに利用されることを期待していると述べた。
ビットコイン関連機能の概要
ステーブルコインに関する発表は、今週初めにブロックの幹部が発表したビットコイン機能の展開に続くものだ。
ブロック共同創業者のドーシー氏は、「スクエア」を利用する加盟店がビットコイン決済を受け入れるようになると説明した。加盟店は「ビットコインからビットコイン」「ビットコインから法定通貨」「法定通貨からビットコイン」「法定通貨から法定通貨」の支払を受け入れ可能になるという。
ブロックのビットコイン製品責任者マイルズ・スーター氏は、「ビットコインはオープンで国境を越える金融システムの基盤であり、ステーブルコインはデジタルドルを素早く移動させるための踏み台となる」と述べた。
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