仮想通貨221億円にアクセス不可の取引所クアドリガCX、正式に破産

カナダの仮想通貨取引所クアドリガCXは、正式に破産したと発表した。同取引所は、創業者コットン氏の急死後、推定11万5000人の顧客の1億9840万ドル(約221億2500万円)分の仮想通貨にアクセスできない状態が続いていた。カナダの公共放送局CBCが4月8日に報じた

CBCによると、クアドリガCXの破産は、カナダのノバ・スコシア州最高裁判所のミカエル・ウッド判事によって承認されたそうだ。

債権者保護手続きをモニターする独立した第三者として任命された会計大手、アーンスト・アンド・ヤング(EY)による、破産とすべきという勧告に従ったものという。EY法務チームは、企業の債権者整理法(CCAA)に基づくクアドリガの再編プロセスを、破産・倒産法(BIA)に基づいた代替プロセスに移行させるべきと提案した。

また今回の判決で、EYにはBIAの管財人として強化された捜査権限が付与された。これにより関係者に対して、文書の作成と証言を要求できるようになる。

さらにウッド判事は、EYに対して、急死した創業者ゲリー・コットン氏の遺産、またその妻ジェニファー・ロバートソン氏が保有するすべての資産に適用される資産保存命令を認めた。ロバートソン氏は、資産の売却、撤去、譲渡を禁じられたことになる。

既報の通り、クアドリガは、創業者コットン氏が2018年12月に急死した後、推定11万5000人の顧客の1億9840万ドル(約221億2500万円)分の仮想通貨にアクセスできない状態が続いていた。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Canadian Crypto Exchange QuadrigaCX Officially Declared Bankrupt