21日のビットコイン相場はほぼ横ばいだ。今週を通して冴えない展開が続いたビットコイン相場だが、アナリストの間では23日に立ち上げられるバックトのビットコイン先物に対する期待が高まっている。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル」)
バックトは、9月23日に現物受け渡しのビットコイン先物を立ち上げる。
バックトのビットコイン先物の特徴は、現物受け渡し(physically-delivered)である点だ。現物受け渡しは、投資家が先物の指定受渡日に現物を受け取る方式であり、現金決済であるCMEなどのビットコイン先物とは異なる。
市場関係者の期待は大きく、仮想通貨アナリストのスコット・メルカー氏は「史上最高の強気イベント」と指摘。また、米マーケット調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏は、機関投資家参入を促す点で「ビットコインETFも大きい」と話した。
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仮想通貨トレーダーのDonAltは、ビットコインのチャートを参照し、「何度もサポートが守られるわけではない」と懸念点もあるとしつつも、「バックトの立ち上げに向けて花火を打ち上げる準備をしている」と述べた。
$BTC
— DonAlt (@CryptoDonAlt) September 21, 2019
Heating up.
The above still stands but this is starting to look concerning.
There is a limit to how many times support can hold and BTC is fast approaching it.
The chart is preparing fireworks for the Bakkt launch (23 September). pic.twitter.com/BzqC4oskwb