主なポイント:

  • ビットコインは週末終値に向けて新たな最高値を記録し、ショート清算が相場を押し上げた。

  • 注目すべき価格帯は11万5,000ドル付近のサポートテスト。

  • BTC/USDが7週続いた「価格発見の上昇トレンド」を再現するとの期待が高まっている。

ビットコイン(BTC)は日曜日、週末のクローズを前に変動性が戻り、過去最高値を更新した。

BTC/USD 1-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView

BTC価格、新高値を狙い11万9,500ドル付近へ急騰

コインテレグラフ・マーケッツプロとTradingViewのデータによれば、BTC/USDはビットスタンプで11万9,444ドルを付けた。

ペアは2日前の最高値を上抜き、初めて11万9,000ドル台に乗せたことでショートポジションが一斉に清算されている。

モニタリングサイトCoinGlassの最新データでは、1時間で2,000万ドル超のショート清算が発生した。

Binance BTC/USD liquidation heatmap. Source: CoinGlass

「来週は面白くなる。現在価格の上下に大口の流動性クラスターがある。11万9,000ドル超でかなりの流動性を吸収したばかりだ」と、人気トレーダーDaan Crypto Trades氏はXに投稿した。

同氏は次の注目ゾーンとして、11万5,500〜11万6,500ドルと12万ドル超を挙げている。

Web3アクセラレーター兼インキュベーターTed Labs共同創設者のトレーダー兼投資家Niels氏も「ビットコインには11万9,000〜12万0,000ドルに大きなレジスタンスがあるが、それを超えれば上方余地は広い。12万ドルを突破すれば13万5,000〜14万0,000ドルへの道が開ける。一方、反落すれば11万4,000〜11万5,000ドルを再テストする可能性がある」と述べた。

50%上昇余地はあるか

他のトレーダーはより広い視点を取り、BitBull氏は直近のBTC相場を依然として強気に見ている。

「ここで弱気になる理由はない。2024年11月以来で最も力強い週足ブレイクアウトが起きており、前回はこれが50%の上昇につながった」と同氏はXで強調した。

BitBull氏は、記録的な機関投資家流入、米国の「クリプトウィーク」、ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長辞任の噂など、複数の強気要因がビットコインを後押ししていると指摘した。

BTC/USDT 1-week chart. Source: BitBull/X

「ビットコインの『価格発見アップトレンド2』の第1週が終わろうとしている。第2週は明日から始まる」と、人気アナリストRekt Capital氏は語った。

「最初の価格発見アップトレンドは7週間続いた。」
BTC/USD 1-week chart. Source: Rekt Capital/X

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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