ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は20日間EMA(青色)を超えた水準で過去2日間維持できた。ポジティブなサインだ。強気派は、満を持して9053.12ドルを目指すことが可能になる。このレジスタンを突破すれば1万ドルだ。

20日間EMA(青色)は再び上昇し始め、RSI(相対力指数)はポジティブな領域に入った。短期で優勢なのは強気派だ。

BTC/USD

しかし、もしBTC/USDが9053.12ドルを突破できなかったら、ヘッドアンドショルダー(H&S)のライトショルダーを形成してしまう危険性がある。この弱気パターンは、ネックラインを下回った時のみに完成する。それまでは、下落の心配はしなくて良いだろう。

ネックラインを下回れば、7413.46ドルが重要なサポートになるだろう。50日間SMA(赤色)もこの水準近くにあり、ここは強気派が全力で死守すると見られる。仮にもし破られれば、5900ドルまで下がるかもしれない。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は225.39ドルと280ドルのレンジ相場で推移している。20日間EMA(青色)より上で推移する中、強気派は280ドルまで押し上げを試みている。この水準を突破したら、新たなトレンドが訪れる。そうなれば、322.06ドル、さらには335ドルまで上昇するかもしれない。

ETH/USD

一方、もしETH/USDが280ドルから下落したら、20日間EMA(青色)まで下がるかもしれない。もしこの水準を下回れば、次のサポートは225.39ドルだ。50日間SMA(赤色)もこの地点にある。ここが強いサポートになりそうだ。もし225.39ドルを下回れば、167.20ドルまで下がる可能性がある。

レンジ相場での定石は、サポート近くで買いレジスタンス近くで売ることだ。現在は、レンジのちょうど真ん中らへんで動いているので、我々はトレードを勧めない。もし仮想通貨が225.39ドルから反発するか、レンジから脱出すれば、ロングポジションを提案するかもしれない。

XRP/USD

リップル(XRP)は、20日間EMA(青色)より上での定着に苦戦している。弱気サインだ。高値で買い手が減ることを示している。

20日間EMA(青色)は横ばいでRSI(相対力指数)は中立点の近くにある。短期では保合いになるだろう。

XRP/USD

XRP/USDは、0.35660〜0.3783ドルのゾーンで力強いサポートがある。もしこのゾーンから反発できれば、再び強気派は20日間EMA(青色)突破を試みるだろう。

一方、もしサポートが崩れれば、重要なサポートである0.27795ドルまで下がるかもしれない。現在のところトレーダーは、ロングポジションを0.35ドルのストップロスで守ったほうが良いだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版