ビットコイン関連技術の開発を手がけるブロックストリーム社の最高戦略責任者(CSO)であるサムソン・モウ氏は、ディクリプトのインタビューに答えて現在のビットコインのブロックサイズは大きすぎるかもしれないという見方を示した。

モウ氏は、ビットコインのオフチェーンでのスケーラビリティ(利用者増に対する適応能力)が改善するにつれて、ビットコインのメインのブロックチェーン上のブロック容量は少なくて良くなると主張。現在、「(セグウィット取引では最大で)4MB相当のブロック」だが、「手数料予測のアルゴリズムの改善」や「次回のビットコインの半減期とさらにその4年後の半減期」を考慮すれば、「現在のブロック容量は大きすぎるかもしれない」と述べた。

ちなみにモウ氏は、オンチェーン上でのスケーラビリティ改善を目指すビットコインキャッシュを改めて否定した。

その上でモウ氏は、ビットコインのライトニングネットワークなどでのオフチェーンでの解決策が普及することで、容量に関する問題は解決され、ビットコインが交換手段として使うことができるようになると述べた。

ライトニングネットワークは、ビットコインのスケーラビリティ改善や手数料の削減のために2015年から開発が続けられている。また、ライトニングによるプライバシーの改善を期待しているビットコイン開発者もいる。

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現在は、価値保存手段として認知され始めたビットコインだが、将来的には交換手段として普及するようになると見る専門家もいる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版