仮想通貨の預金で金利を稼げるサービスを提供する米企業ブロックファイ(BlockFi)は、ライトコイン(LTC)とUSDコイン(USDC)のサポートを「数週間のうちに」開始する。1月1日に投稿した創業者によるレターの中で明らかにした。

レターの中では、ブロックファイとしての2020年の展望を説明しているが、1月の最初の取り組みとしてサービス拡大を掲げている。

「最初の数週間のうちに、市場で最も競争力のある金利でUSDコイン(USDC)とライトコイン(LTC)のサポートを追加する」

現在はビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ジェミニドル(GUSD)の3通貨をサポートしている。

ビットコインでキャッシュバックのクレジットカード開発

ブロックファイは20年前半にはモバイルアプリをスタートさせ、対応する法定通貨の種類も拡大する方針だ。

さらに「我々の目標は、世界規模で仮想通貨の利用を拡大させることだ」とし、そのために「BTCリワードクレジットカード」の開発にも取り組んでいることを明らかにした。

これはクレジットカードを使うことで、航空会社のマイルやポイントを獲得する代わりに、ビットコイン(BTC)でキャッシュバックを得ることができるものだ。

これにより「非所有者が簡単に仮想通貨の世界に入る新しい方法になる」と、ブロックファイは期待を寄せている。

ブロックファイの共同創業者の1人、ザック・プリンス氏は、コインテレグラフ日本版の年末企画で「ビットコインを従来のリワードポイントに置き換えることが普及の大きな推進力になる」と語っていた。

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