仮想通貨取引所およびウォレットプロバイダーのBlockchain.comは、1億1000万ドル(約165億円)にのぼるシリーズEの資金調達ラウンドを完了させたが、同社の評価額は今年初めの140億ドルから半減する結果となった。
Blockchain.comの11月14日のブログ投稿によれば、シリーズEラウンドは英国を拠点とするベンチャーキャピタル、キングスウェイ・キャピタルが主導し、バリー・ギフォード、レイクスター、コインベース・ベンチャーズなども参加したという。ブルームバーグは関係者の話として、今回の資金調達ラウンドでBlockchain.comの評価額は今年3月の140億ドルから半分以下になったと報じた。
2022年3月30日、資金調達ラウンドでのBlockchain.comの評価額が52億ドルから140億ドルに急騰した。これは、ド・クオン氏のテラエコシステムの崩壊が引き金となり、ヘッジファンドのスリーアローズキャピタル(3AC)や多数の大手仮想通貨貸付業者の破綻が発生する2ヶ月前のことだ。
Blockchain.comの2022年3月の資金調達ラウンドは、グローバルベンチャーキャピタルのライトスピード・ベンチャーズと、テスラなどの成長株への早期投資で知られるバリー・ギフォード&コーが主導した。
新たな投資は同社の評価額を下げたものの、資金調達活動は仮想通貨企業への新たな投資意欲を示唆している。これはデジタル資産価格の持続的な上昇に支えられている。仮想通貨への市場全体の熱意は、ブラックロックやフィデリティなどの金融企業からのビットコインETFの申請が進行中であることに関連している。ビットコイン(BTC)は過去1年で116%上昇し、その他の主要な仮想通貨であるイーサ(ETH)やソラナ(SOL)はそれぞれ61%、300%上昇している。
2011年に設立されたBlockchain.comは、認証済みユーザー3700万人を有し、プラットフォーム全体での取引総額は1兆ドルを超えている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン