今回の投資ラウンドで2800万ドル(約30億円)を調達した、ブロックチェーン企業のハーバー社は17日、著名な複数の投資家からも投資を受けたと明らかにした

 ハーバー社は2月にシリーズAで1000万ドルを調達済み。ブロックチェーンによって、株取引における法的な障害を取り除こうとしている。今回の調達ではシリコンバレーのアンドレーセン・ホロウィッツ、ブロックチェーン投資ファンドのパンテラ・キャピタルなどから投資を受けた。

 リリースによると、Rトークンシステムと呼ばれている手法により、ハーバー社は、不動産や株式、美術品など現実世界の資産に裏付けされたトークン化株式の取引をスムーズに実現させようとしている。ブロックチェーンのスマートコントラクトを利用し、自動でトークンを販売、購入資格のない第三者からの買取要求を自動で拒否するものだ。

 アンドレーセン・ホロウィッツやパンテラ・キャピタルなどのベンチャーキャピタルは、すでに多くのブロックチェーン企業を支援している。