ブロックチェーンソリューションプロバイダーのSIMBAチェーンは、米空軍(USAF)による3000万ドルの戦略的技術フォーカスイニシアチブ(STRATFI)に採択された。このイニシアティブは、米空軍の将来の優位性を確保しうる技術を特定し、進歩させることに重点を置いている。

発表によると、この投資はサプライチェーン管理におけるブロックチェーンアプリケーションの開発と、米空軍、米海軍、米陸軍、国防兵站局など複数の政府組織で使用されるプログラムの開発に使用される予定とのことだ。

SIMBAチェーンは国防総省と長年の関係にあり、航空サービス部門の会計処理や必須部品の追跡を改善するための予算トークン化など、重要な米空軍活動を改善するさまざまなブロックチェーンアプリケーションを開発している。STRATFI採択は、米空軍の戦略的ミッションをサポートするSIMBAのブロックチェーンプラットフォーム「SIMBAブロック」の開発を加速させるものになるだろう。

SIMBAチェーンのブライアン・リッチーCEOは、STRATFI採択をブロックチェーン技術に対する強い需要を示すものであると見ており、実業界での採用拡大につながるとも述べている。彼は、「DoDのサプライチェーンが相互に関連していることを考えると、それはまた、実業界内で協力し、採用を拡大する機会を示すものだ」。