分散型ブロックチェーンが1周年を記念して、誰もが参加できるコンテストを開催する。
本質的な分散型のブロックチェーンネットワークがその1周年を祝い、シャンパンのコルクを開ける。
Free TONは2020年5月7日に実施されたローンチを記念し、数々のコンテストを開催する。熱狂的なコミュニティメンバーでも新参者でも、誰もが参加できる特別なものになるだろう。
イベントはこれまでの12ヶ月を考慮し、オンラインとオフラインの両方で開催される。サブガバナンスグループの一つは、芸術的センスに優れた仮想通貨ファンに、このブロックチェーンでミントされる最初のNFTをデザインするよう声をかけている。
Numizとして知られるこれらのNFTは、面白いイベントや歴史的マイルストーンを記念してデザインされるものであり、それぞれのトークンが魅力的なストーリーを持つ。
またもう一つの斬新な仕掛けは、Numiを世界に知らせることである。これらのデジタル資産の所有者は画像やアニメーション、音楽や映画までを自分だけのものにすることができる。偽造リスクを防ぐことができるため、セキュリティの観点からも利点がある。
プラダのモデルでありアーティストでもあるSasha Pivovarovaが、名だたる世界的アーティストとともにこのコンテストに参加することが噂されている。参加したい誰もが申し込みできることが分散型の素晴らしいところである。
その他にも、Free TONのDeBot技術のウェブブラウザーでのローンチを記念したコンテストも実施されている。これは、「インターネットによる中央管理型の検閲の古い枠組みとのすべての繋がりを破壊する」ための重要なマイルストーンである。
グラントではなく、コンテスト
Free TONは以前、健全な仮想通貨コミュニティを構築するためには、グラントよりも、コミュニティに分かりやすい刺激を与え、様々な人々へ広くトークンをリーチさせることができるコンテストの方が適しているとの考えを示している。
プロジェクトサポーターの1人、Ben Sunderlandは次のように話した。「Free TONは世界で最もスケーラブルなブロックチェーンプラットフォームであり、コミュニティはプロジェクトのすべての側面を改善するためにコンテストを発展させようと常に尽力している。私自身TON Labsには最近参加したばかりだが、同じゴールに向かって努力している1つのチームであるとの自負がある。そのゴールとは、ブロックチェーンを通じたより良い世界である。ぜひ参加してほしい！」
パートナーシップは、このプロジェクトのもう一つの重要な特性である。Free TONは現在、Bitcoin.com、Dune Network、ChangellyおよびGovernment Blockchain Associationなどの有名な団体と共同で取組みを進めている。
今後12ヶ月、つまり2022年5月の2周年までを迎える日までのFree TONの最優先事項は、ユースケースの開発と他にはない、実力主義に基づくモデルを通じたパートナーシップの強化である。DeFi、教育、デジタルパスポート、投票方法の向上などが計画されている。また、Tonbridge.ioウェブサイトをイギリスのケントにある街トンブリッジと同じにするというふざけた提案もある。
Free TONのさらなる考察はこちら
極めて重要な1年
TON LabsのCEOであり共同創立者であるAlexander Filatovは、今週前半にCointelegraphのYouTubeチャンネルでライブで行われたask-me-anything sessionで、Free TONは不運なTelegram Open Networkの残骸から誕生したと説明した。
また彼は、真に分散化された統治を受け入れるというFree TONの決断は、大きな社会的実験であったと述べた。
「このプロジェクトは誰も運営せず、誰も所有していない。基盤もないし、法人もない。つまり完全にコミュニティ主導のプロジェクトだ」とFilatovは説明した。
現在ネットワークのメインネットには450を超えるバリデーターと、30のサブガバナンスが存在する。
フェロー共同創立者であり、TON Labsのchief technology officerであるMitja Goroshevskyは、実績に基づくトークンの配布は、このプロジェクトのもう一つの重要な要素だと言う。
仮想通貨やブロックチェーンの可能性を模索する、流行の先端を行くデジタルに精通した消費者が増えつつあるため、Free Tonはこの1周年記念によって、Free Tonが他のネットワークからは突出していることを示す機会を提供したいと考えている。この1年で多くを達成してきたこのプロジェクトは、この先の1年でより多くを実現することを計画している。
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