ブラックロックが、ステーブルコインUSDCの発行元であるサークルの新規株式公開(IPO)において、約10%の株式取得を検討していることが報じられた。
5月28日のブルームバーグの報道によれば、ブラックロックはサークルのIPOにおける約6億2400万ドルの資金調達に対して、約10%の出資を予定しているという。
さらに、キャシー・ウッド氏率いるARKインベストメント・マネジメントも、1億5000万ドル相当の株式取得を検討しているとされている。
サークルは5月27日、A種普通株式2400万株の募集を開始した。この募集には、同社が新たに発行する株式に加え、共同創業者兼CEOのジェレミー・アレール氏を含む既存株主の持ち株も含まれている。報道によれば、今回のIPOには募集株式数の数倍におよぶ注文がすでに集まっているという。
同社は4月1日にIPOを申請していたが、経済の不透明性を理由に一時延期していた。仮想通貨企業であるリップルやコインベースがサークルの買収を検討していたとも報じられていたが、サークルは「売却予定はない」としてこの憶測を否定している。
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USDCの市場シェア
5月28日時点で、USDCの時価総額は609億ドルとなっており、ステーブルコイン市場の24.6%を占めている。最大手のテザー(USDT)に次ぐ規模だ。
米証券取引委員会に提出された登録届出書(フォームS-1)によれば、サークルの2024年の収益は16%増の16億7000万ドルに達した一方で、純利益は2023年の2億6760万ドルから、2024年には1億5570万ドルへと41.8%減少した。
主要な競合であるテザーは、IPOの計画について興味を示していない。テザーのCEOであるパオロ・アルドイノ氏は、4月4日のX投稿で「テザーは上場の必要がない」と明言している。
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