世界最大の資産運用会社であるブラックロックの幹部は、ビットコイン(BTC)が世界の金融システムの1つとなったことを認めている。

ブラックロックのCIOであるリック・リーダー氏は、米経済メディアのCNBCに対して「ビットコインはここにとどまる」と語った

リーダー氏は、ビットコインに対して強気ではないと述べながら、「金の延べ棒よりも機能的であり、金に取って代わるだろう」と語った。

ビットコインは、その価値の保存手段としての機能から「デジタルゴールド」と呼ばれることもある。ビットコインの熱心な支持者は、より多くの投資家がその有用性を認識するにつれて、最終的にビットコインが金の時価総額に匹敵すると考えている。

2020年は、ビットコインに懐疑的だった機関投資家の間で、ビットコインを巡る物語が変化した年でもあった。ポール・チューダー・ジョーンズ氏やスタン・ドラッケンミラー氏といった著名投資家がビットコインに投資をするようになり、レイ・ダリオ氏やジェイミー・ダイモン氏といった懐疑派だった人々もその認識を変えつつある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン