仮想通貨資産マネジメントのビットワイズがビットコインETFの申請を撤回した。ビットワイズのビットコインETFは昨年10月にSEC(米証券取引委員会)によって拒否されたが、その後、再審査となっていた。
14日にSECに提出された書類によると、ビットワイズは撤回について「公共の利益と利用者保護に一致する」と述べている。
SECは昨年10月9日、ビットワイズのビットコインETFを拒否。理由として、仮想通貨市場での詐欺や価格操作に関する懸念が払しょくできなかったことを挙げていた。
その後、11月18日にSECの委員(コミッショナー)がビットワイズのビットコインETFの再審査を行うと発表された。
昨年12月、ビットワイズはSECに手紙を出し「ビットコインETFの立ち上げにコミットしている」とアピール。ザ・ブロックによると、ビットワイズは「将来の適切な時期に」ビットコインETFを再申請すると述べている。
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