ビットワイズ・アセット・マネージメントは、10月2日に2つのイーサ先物ETFの取引を開始する。

同社は、ビットワイズ・イーサリアム・ストラテジーETF(AETH)とビットワイズ・ビットコイン・アンド・イーサ・イコール・ウェイト・ストラテジーETF(BTOP)の取引開始予定を発表した。ビットワイズは「投資家は広く普及し規制されているETFのフォーマットを通じて、初めてCMEイーサ先物のエクスポージャーを得ることになる」と述べた。

同社の最高投資責任者であるマット・ホーガン氏は次のように語った。

「イーサリアムは、ビットコインと比較して、より幅広いポートフォリオの機会を提供する。一部の投資家はイーサリアムをオルタナティブとみなす一方、従来の成長投資として認識し、両方の特性を持つとみなしている。」

現物型のビットコインETFの承認を待っている多くの企業もイーサリアムETFレースに参入している。既報のように、資産管理会社インベスコもインベスコ・ギャラクシー・イーサリアムETFの上場を模索している

ビットワイズやブラックロック、インベスコ、ヴァルキリーは米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン現物ETF申請の承認を待っている。米政府の閉鎖が問題となる中で、SECは決定を延期している。

さらに、グレイスケールの訴訟の結果は、グレイスケール・ビットコイン投資信託(GBTC)をビットコインETFに変えることを支持しており、SECがビットコイン現物ETF申請を承認する時期に影響を与える可能性がある。8月29日に米国の裁判所は、SECがグレイスケールのビットコイン現物ETFを申請拒否の決定を覆した