ビットコイン(BTC)決済大手であるビットペイは、米通貨監督庁(OCC)への申請を通じて、信託銀行を設立することを目指している。

「ビットペイが米通貨監督庁にビットペイ・ナショナル・トラスト・バンクの設立を申請した」と、ビットペイの最高コンプライアンス責任者であるエデン・ドニガー氏がコインテレグラフに語った。「ナショナル・トラスト・バンクは、信託活動に従事する限定目的の銀行」という。

OCCは、12月7日にビットペイからの申請を受け取ったとコインテレグラフに述べている。

現在のOCCのトップは、コインベースの幹部だったブライアン・ブルックス氏だ。ブルックス氏が率いるOCCは、今年夏にOCCが所管する銀行でデジタル資産のカストディを承認している

ビットペイのドニガー氏は「OCCは政府の仮想通貨規制の最前線にある」と述べている。

ビットペイ・ナショナル・トラスト・バンクと呼ばれるこの銀行は、ビットペイの申請書によるとジョージア州に本拠地を置くことになる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン