昨年末のビットコイン急落 ビットメインが犯人だった?
BTC・BCH大量売却説 仮想通貨インフルエンサーの間で広がる

去年11月中旬から始まった仮想通貨相場急落の背景には、マイニング大手ビットメインによるビットコインとビットコインキャッシュの大量売却があったのではないかという見方が仮想通貨インフルエンサーの間で広がっている。

きっかけになったのは、ツイッターアカウントBTCKING555によるツイート。

「速報 内部情報提供者が(中国のSNS)ウィーチャットで教えてくれたところによると、ビットメインの最新の仮想通貨資産の保有状況は6000BTCと7万5000BCH。約1億3000万ドル(約143億円)ほどで、1年前からほぼ90%もマイナスとなっている。しかもビットメインは、去年第3四半期と第4四半期に50万BCHを売って損失を補填しなければならなかった。BCHが下がった理由もこれならうなづける

BTCKING555は仮想通貨界隈では有名なインフルエンサーで、仮想通貨取引所ビットメックスやファンドストラットの代表トム・リーなどもフォローしている。ビットメインに関しては、本日、コインデスクが去年第3四半期の損失が約550億円だったと報道していた

BTCKING555に対して、起業家でビットコインのエバンジェリスト、アリスター・ミルン氏も反応。「ビットコインも1万6000BTCほど売ったようだ。だから6000ドルを割ったのだな」と述べた。

ビットコイン価格は昨年11月中旬くらいまで6500ドル付近を推移していたものの、11月15日のビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークなどをきっかけに急落。

(引用元:TradingView 「ビットコイン(BTC)/米ドル(6カ月)」)

ビットコインキャッシュは、アップグレードをめぐり中国の仮想通貨マイニング大手ビットメインのジハン・ウー氏などが率いたビットコインABCと自称サトシ・ナカモトであるNチェーンのクレイグ・ライト氏が率いたビットコインSVが激しく対立した。

これまでは、両者の間で脅迫まがいの行動が取られたことなどがあったことが投資家心理を冷やしたと見られていたが、今回のリークが正しければ、ビットメインがBTCやBCHを実際に売っていたことが急落の背景にあったと考えられることになる。

SBIホールディングスの北尾吉孝社長は先月31日の決算説明会で、ジハン・ウー氏はビットコインABCのために相当な金をつぎ込んだため、ビットメインの経営を揺るがす事態になっているのではないかと指摘している。