ビットメインが新ポリシー発表、マイニング装置の出荷改善やアルゴリズムのデータ公開

 マイニングハードウェア製造大手であり、ビットコインマイニング企業でもあるビットメインは25日にブログ記事を投稿し、マイニングに関する新しい方針を発表した。

 今回の新しいポリシーは、マイニングハードウェアの出荷とマイニング事業について、「仮想通貨エコシステムの公平性と透明性」へのコミットメントだとしている。

 製品の出荷について、ビットメインは4つの方針を発表した。注文量の制限、「最初に支払った人に最初に出荷する」体制の確立、「保留」の撲滅、出荷状況に関する月次レポートの発行を行うとしている。

 ビットメインは、30日ごとにビットメインがマイニングしているアルゴリズムや、ビットメインのハードウェアの各ハッシュレートをアルゴリズムごとに情報をブログで公開していく。またアントマイナーの公式ツイッターアカウントで、出荷状況について定期的に情報を提供する。

 またビットメインは、「シークレット・マイニング」について、全く許容しない方針を改めて表明した。シークレット・マイニングとは、ASICの製造業者が、その装置を公開する前に、新しい装置でマイニングを行うことだ。同社は、この問題について「長年にわたって、ゼロトレランス方針をとっている」と述べ、シークレット・マイニングについて否定的立場であることを強調した。

 さらにビットメインは、「空のブロック」をマイニングしないことも宣言した。

「悪意ある意図の結果としてと頻繁に言われているが、空のブロックはマイニングプールの事業者による積極的な意図によるものではなく、ブロックのプロトコルレベルでのブロック伝播の問題のためにしばしば発生している。私たちはこれらの問題を緩和するために積極的に取り組んでいる」

 2017年8月、ビットメインが運営しているアントプールは、空のブロックをマイニングをしたことで、トランザクションの遅延とトランザクション手数料の高騰をもたらしたと言われていた