8000ドル挑戦はまだ早かったのだろうか。

投資家「降参」は時期尚早という声が出る中、ビットコインはクリスマス期間に入ってから7500ドルを下回る展開が続いている。ただ、一つ光明があるとすれば、ビットコインのマイニングにおける計算力を示すハッシュレートが堅調なことだ。

(出典:Coin360 日本時間12月25日午前11時15分時点)

コインメトリックスによると、ビットコイン(BTC)のハッシュレート(推定)は過去1週間で10%以上も上昇。イーサ(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ (BCH)のハッシュレートは同じ期間に少なくとも2.9%下落し、イーサに至っては8.3%下落した。

6月に今年最高値となる1万4000ドル近くをつけて以降で低迷しているビットコインだが、他の主要仮想通貨の中でも一足早く回復するかもしれない。

一方、弱気トレンドが続く中、世界の主要仮想通貨取引所のビットコイン供給量が増加傾向にあると言う。

コインメトリックスによると、ビットフィネックスのビットコイン供給量は11月22日の15万4996BTCから12月22日には20万4150BTCへと30%以上増加した。

また、ビットメックスのビットコイン供給量も、大量のEメールアドレス流出事故があったにも関わらず増加を続けている。11月1日に流出事故が起きて以降、ビットコイン供給量は24万6937BTCから25万5741BTCへと3%以上増加した。