今週の木曜日に歴史的な暴落に直面したビットコイン(BTC)だが、謎のクジラがビットコインをこの機会に買い増していたようだ。
itsblockchainの記事によると、クジラは5月15、18、19日の3回に購入して計3521BTCも蓄積した。5月15日の最初の購入は753BTCで、5月19日の相場暴落の数日前に行われた。その後、市場が急落したため、18日に965BTC、19日に1803BTCを買い足した。
3回行われた購入の平均BTC価格は、15日が50,050.54ドル、18日が44,782.37ドル、19日が41,897.02ドルだった。
ちなみにこのクジラは、5月9日に平均価格で58,503.39ドル3000BTCを売却している。
19日にBTC価格は一時的に3万ドルを下回ったが、その後34%近く回復した。それでも、ビットコインは6万4000ドルを超える最高値から37%近く離れている。記事執筆時点でビットコインは40,217ドルで取引されている。
今回の相場急落が強気相場を打ち消したのか、それとも2013年型の調整の真っ只中にあるのかは不明だ。4年サイクルを主張する理論家は、ビットコインが過去のサイクルを繰り返す場合、現在の強気相場は2021年第4四半期、もしくは2022年のはじめにピークに達する可能性があると主張している。