14日の早朝、ビットコイン(BTC)が8000ドルを一時突破した。インターコンチネンタル(ICE)が手がけるバックトがビットコイン先物取引のテストを7月に行う予定と発表したことが好感されたと考えられる。

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(出典:Trading View「ビットコイン/米ドル(1日)」)

調査会社のDiarによると、ビットコインは独走態勢に入っており、時価総額2位イーサリアム(ETH)と同3位のリップル(XRP)との価格差は過去最高に近づいている。

(出典:Diar「ビットコインとイーサリアムの価格差(1が最大時)」)

(出典:Diar「ビットコインとXRPの価格差(1が最大時)」)

またDiarは、ビットコインが現在と同じく7000ドル台を推移していた2018年2月時点と現在のイーサリアムとXRPの価格を比較。それぞれ73%、54%もマイナスになっていることを指摘した。

さらにビットコインのドミナンス(時価総額全体に占める割合)は6割を突破。2017年12月以来の高水準となっている。