米国とイランの関係悪化が止まらない中、8日にビットコインは約1ヶ月半ぶりに8000ドルを回復した。
(出典:Coin360 日本時間1月8日6時時点)
ビットコインは過去24時間で7%近く上昇。8100ドル付近で推移している。
直接的な要因は分からないものの、米国とイランの関係が改善されないことが背景にあるかもしれない。
イランの革命防衛隊の司令官を殺害した米国に対して、イランは報復のためのシナリオを検討。同司令官の喪が明けたら具体的に行動を起こすと見られており、緊張が高まっている。
一方、仮想通貨投資家の心理も改善してきている。
データ提供会社オールターナティブ・ドット・ミーによると、「仮想通貨の恐怖&強欲指数」は40で「恐怖」に回復。先月は「極端な恐怖」が続いていた。
また、元ゴールドマン・サックスのアナリストであるムラッド・マームドフ氏は、ビットコインは「SOS(強さのサイン)」を見せており、その後「Sprint(全力疾走)」のフェーズに入るだろうと分析した。
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