ビットコイン強気派のマイケル・セイラー氏によると、現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)の承認は、過去30年でウォール街で最大の発展となるかもしれない。

「これが過去30年でウォール街における最大の発展となる可能性があると主張するのは、不合理ではない」とセイラー氏は12月19日のブルームバーグとのインタビューで述べた。

「これほど重要な最後の出来事は、S&Pインデックスの作成だ。これにより同時に1回の取引で全ての500のS&P企業に投資できるようになった」

セイラー氏は、現物型ビットコインETFが以前はビットコインに投資することができなかったメインストリームの個人投資家と機関投資家に扉を開くと説明した。

セイラー氏によると、このETFは需要を促進する主要な触媒となり、その後4月に予定されているビットコインの半減期による「供給ショック」が続くだろう。

「人々が長期保有したい希少で望ましい資産において、需要が2倍から10倍に増加し、半減期によって供給が減少するということは、かつてなかったことだと思う」。

「したがって、2024年は資産クラスにとって大きな強気相場となると予想している」とセイラー氏は述べた。

セイラー氏は、彼のビジネスインテリジェンス会社でありビットコイン保有会社であるマイクロストラテジーが、予見可能な将来にわたってビットコイン投資戦略を続けることを確認した。

「私たちの目標は常に、当社の株主に対して、債務、株式、またはビジネスからのキャッシュフローを通じて、より多くのビットコインを追求する方法を見つけることだ」と彼は説明した。

マイクロストラテジーは、2020年にビットコインを購入し始めて以来、伝統的な投資家にビットコイン価格へのエクスポージャーを提供してきた。「私たちは(投資家に)レバレッジを提供し、手数料を請求しない。したがって、ビットコイン長期投資家のためのハイパフォーマンスな手段を提供する」とセイラー氏は指摘した。

Buy Bitcoin Worldwideのデータによると、セイラー氏のマイクロストラテジーは現在、平均購入価格が3万252ドルで17万4530BTCを保有しており、現在の価格で73億ドルの価値がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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