あれから1年…ビットコインは再び上昇するのか?主要仮想通貨のテクニカル分析

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングの動きにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCによって提供されています。

去年の12月17日、ビットコイン(BTC)は2万ドル近くまで上昇し、過去最高値を記録した。

あれから1年。ビットコインは復活し、再び上昇局面に戻れるのだろうか?我々はビットコインの底はこれまでになく近いと考える一方、現在の水準から急上昇するとは考えていない。流動化されるであろう余剰なポジションが余っており、ビットコインが反発を試みるたびに売り圧力となるだろう。

仮想通貨の実際の有用性、はっきりとした規制、ブロックチェーンのさらなる普及が進めば、機関投資家を引きつけるだろう。ただ、こうした動きは一夜にして進まない。仮想通貨決済サービス企業ビットペイのステファン・ペアCEOは、ブロックチェーンを基盤にした決済システムが日常生活で見られるまでに3〜5年かかるだろうとみている。投資家は、一晩で金持ちになることを夢見るのではなく、長期戦を考えるべきだ。

メモ:一部の仮想通貨では短期トレードで勝機がある。しかし、これらはトレンドに反した取引になる。よってトレーダーは、いつもの30%ほどにポジションのサイズを小さくし、柔軟にストップロスを置いてリスク削減に努めた方が良い。レジスタンスごとに部分的にでも利益確定をするべきだろう。そして、ストップロスを後ろにずらす作業をした方が良い。ただ、長期的投資家は、ポジションを維持して良い。

BTC/USD

ビットコインは3000〜3500ドルのゾーンから反発しようとしている。11月14日に下落基調が高まって以来、反発の期間は3日と持たなかった。このため、今回の反発にも注意が必要だ。

(引用元:TradingView

下降トレンド線と20日間EMA(青色)が同じ水準にある。それゆえ、我々はここが大きな障壁となると考える。20日間EMA(青色)を超えられれば、4500ドル、もしくは5000ドル以上への回復も見込める。全体的なトレンドはマイナスだ。それゆえ、我々はまだ底を確認したわけではない。

最初の反発の後、BTC/USDは底をつけたのか、また下落が再開するのか、判断できるだろう。

もし12月15日につけた安値である3236.09ドルや下降トレンド線を下回れば、我々の強気な見方は無効になる。

ロングポジションを持つトレーダーはポジションを維持して良いだろう。上昇局面でのパフォーマンス次第で、ポジションを増やした方が良いのか、減らした方が良いのか、提案しよう。

XRP/USD

リップルは、下降型チャネルのサポートラインを維持。急反発して、20日間EMA(青色)に到達しそうな勢いだ。

(引用元:TradingView

20日間EMAと0.33108ドルを超えたら、次のレジスタンスである0.4ドルまで上昇するかもしれない。我々はこのレジスタンス水準では激しい抵抗があると考えるが、もしこの水準も突破したら、下降型チャネルの天井付近にある0.5ドルが見えてくる。

もしレジスタンスに跳ね返されたら、我々の強気な見方は無効になるだろう。その時は、0.24508ドルまで下げるかもしれない。現在のところ、XRP/USDのロングポジションは維持して良いだろう。

ETH/USD

イーサリアムの現在の反発によって、102.5ドルまで回復するかもしれない。しかし、102.5ドルが手強いレジスタンスとなる可能性がある。

(引用元:TradingView

もし20日間EMA(青色)を維持できれば、136.12ドルまでの上昇も可能だ。しかし、もしETH/USDが102.5ドルから下落すれば、83ドルまで下がるかかもしれない。

20日間EMAは横ばいの傾向を見せており、しばらく保ち合いが続きそうだ。RSI(相対力指数)と価格はポジティブな乖離を見せており、回復の可能性も高まっている。

もし103ドルを超えた水準が保たれれば、トレーダーはロングポジションを持って良いだろう。