機関投資家の動きにいつ追いつく?ビットコインなど仮想通貨5種のテクニカル分析(12月11日)

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングの動きにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCによって提供されています。

仮想通貨冬の時代が到来した11月。その背景で動いていたのは誰かが明らかになってきている。

11月、個人投資家が好む取引所の取引高が減少する一方、大口の投資家に好まれる取引所の取引高は増加した。相場が大きく崩れる中、個人投資家の活動が鈍る一方で機関投資家が勢いをつけているため、普通は相場の底が近いと考えられる。

しかし、参入を躊躇する投資銀行や年金基金など伝統的な投資家も多いようだ。不透明な規制や不十分なカストディ(資産管理)サービスが要因だろう。これらが整えば、彼らは徐々に歩を進めるはずだ。

仮想通貨市場では、5割以上の取引がOTC(店頭)取引で行われている。OTCはとりわけ機関投資家に好まれる取引手段で、コインベースやポロニエックス 、MVインデックス・ソリューションズなどがこぞって参入た。

機関投資家の動向から見える相場の底に価格はいつ追いつくのだろうか?みてみよう。

BTC/USD

ビットコインは、7日に付けた安値である3329.05ドルから回復を試みた。現在、3387.33ドルでレジスタンスに直面している。11月中旬に5900ドルを割って以来、20日間EMA(青色)まで到達できていない。投資家が小さく反発するたびに、ショートポジションを作ろうと急いでいることの表れだろう。

BTC/USD

(引用元:TradingView

双方の移動平均線は、下振れ始めており、RSI(相対力指数)は、売られ過ぎの水準近くにある。下降トレンドは根強い。唯一の希望は、RSIと価格の間でポジティブな乖離が生まれ始めている点だ。

もし3329.05ドルを割ったら、3000ドルまで下がるかもしれない。ここが重要なサポートになる。この水準を下回れば、次のサポートは2416.52ドルだ。

しかし、我々は、3000ドルと3500ドルのゾーンが、力強いサポートになると信じている。もし3329.05ドルの水準を保つことができれば、BTC/USDは20日間EMA(青色)まで上昇。4100ドルに挑戦することになる。

3329.05ドルの水準を保つ前提で、次に価格が下落すれば、買いのチャンスだろう。3000ドル〜3500ドルの間は、ポジションサイズをいつもの5割にした方が良い。

事態が好転したら、ポジションサイズを増やすように提案しよう。

XRP/USD

リップルは7日、下降型チャネルのサポートラインを守った。しかし、直近のレジスタンスである0.33108ドルを上回るほどの反発力はなかった。

XRP/USD
(引用元:TradingView

XRP/USDを下降型チャネルの下に沈めようという動きが弱気派から出ている。もし成功すれば、0.24508ドルまで再び下がる可能性もある。二つの移動平均線が下がり始めて、RSI(相対力指数)が売られ過ぎの水準近くにある。弱気派の勢いが強い。

もし0.24508ドルと下降型チャネルのサポートラインのゾーンが守られれば、XRPは保ち合いにはいるだろう。トレーダーは、既存のポジションを増やす前に、トレンド変換を待った方が良いだろう。

ETH/USD

イーサリアムは強い下降トレンドが続いている。過去3日間、強気派が100ドルを維持するのに失敗した。まだ買い支えが少ないようだ。

ETH/USD

(引用元:TradingView

もしETH/USDが7日に付けた83ドルを下回れば、下降トレンドが再開するだろう。次のストップは、66ドルだ。

一方、もしサポートラインを下回らなければ、今後2、3日の間保ち合いになるだろう。そのあと、新たなトレンドが始まることになる。トレーダーは、そこが形成されるのを待ってから、買い始めるようにした方が良い。

XLM/USD

ステラの反発は、0.13427050ドルのレジスタンスで跳ね返された。供給が需要を上回っているのだろう。

XLM/USD

(引用元:TradingView

もし7日の安値である0.10488320ドルを下回れば、次のサポートである0.08ドルまで下がるかもしれない。二つの移動平均線は下振れていて、RSI(相対力指数)は売られ過ぎのゾーンにある。下落の可能性が高い。

対照的に7日の安値を守ることができれば、 XLM/USDは今後2、3日、0.10488320ドルと0.13427050ドルで保ち合いになるかもしれない。

まだ強気サインがみられないので、現時点での提案は控える。

BCH/USD

ビットコインキャッシュは、高い水準での買い支えを得られなかった。過去2、3週間の下落がきつかった割に、反発力は弱かった。

BCH/USD

(引用元:TradingView

過去3日間にレンジ内での動きをしたあと、94ドルのサポートに迫る動きをみせている。91.78ドルで力強いサポートがある。

もしBCH/USD がサポートゾーンから回復すれば、20日間EMA(青色)へ反発する可能性がある。

我々は、下落が落ち着くのを待つことをトレーダーに勧める。今後2、3日は静観した方が良いだろう。