ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングの動きにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCによって提供されています。

BTC/USD ビットコイン

ビットコイン価格は12月に入ってようやく反発の兆しをみせたが、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%水準にある4712.89ドルにも到達しなかった。29日には4471.1ドルから反落し、高値でなくても売りが出やすい地合いであることがわかった。

BTC/USD

上昇トレンド線が一応サポート線とはないっているが、ここを割ると3620.26ドルまでの下落する可能性がある。年初からの安値を割れてしまうとさらに売りが出て3000ドルまで下がってしまうだろう。さらにこの3000ドルラインも割ってしまうと2410ドルまでのきつい下げもありうる。

だが3500~4000ドル圏で持ちこたえると見ている。だから本分析コラムにおける「買い」推奨でロングをいれた人はそのままポジションをキープしていてもよい。3500ドル割れたら手仕舞いしたほいがよいだろう。

現在の価格から反発が続くなら4712.89ドル、そして5050.4ドルまで上昇する可能性がある。その場合ロングを積み増していってよい。

XRP/USD リップル

XRPは28日に買い推奨となったが、0.4ドル(45.4円)を超えていくことはできなかった。その後反落し25日の日中安値を試しつつある。

XRP/USD

20日間平滑移動平均線は下向きで、RSIも40以下だ。下降チャネルの下限を割れたら0.24508(約27.8円)ドルまで下げる可能性も出てくる。一方でこのサポート線で持ちこたえられたら、レンジ上限まで戻るだろう。本分析コラム通りにロングポジションをもっている人は0.3ドル(約34円)にストップロス注文をおきつつホールドしていよう。一方で0.3ドル(約34円)割れで手仕舞いだ。

ETH/USD イーサリアム

イーサリアム価格の反発は127.87ドルで一旦弱まった。下降トレンドには変わりないが、この7日間は130.5~102.2ドルのレンジ内での値動きとなっている。

ETH/USD

レンジ上抜けした場合は20日間平滑移動平均線が小さなレジデンスとなるが、ここも抜けていくだろう。強いレジスタンスとなる167.32ドルを超えたら50日間標準移動平均線まで到達する。

トレーダーはトレンド転換するのを待って買いをいれよう。

BCH/USD ビットコインキャッシュ

148.27~204.76ドルの狭いレンジでの動きが続いている。レンジ内での動きが続けば続くほど、ブレークアウトした時の動きは強くなる。

BCH/USD

移動平均線、RSIの両方でまだまだ弱気トレンドが続いていることを示している。レンジから上抜けすることを予測していたが、思いのほか売りが強くレンジを下抜けする動きをみせている。

148.27ドルを割ってしまったら次のサポートがある100ドルまで下げる可能性がある

一方でレンジを抜け204.76ドルを超えたら242.9ドル、さらには272.14ドルまで上昇するだろう。アグレッシブなトレーダーはこの上げを買ってもよいが、その場合はポジションサイズを下げて挑もう。