ビットコイン強気派のトム・リー氏と著名な金(ゴールド)投資家のピーター・シフ氏が、ツイッター上で、火花を散らしている。

発端は、シフ氏による金5000ドル予想。シフ氏は、「金融危機、米ドル危機」から「唯一の安全資産」である金に資金が流れるだろうと予想した。

これに対して、リー氏は「ははは。ヒステリーだね」とリプライ。これに対してシフ氏は次のように反論した。

2018年末にビットコインが5万ドルになると予想していた奴か。私の金予想は、あなたのビットコイン予想よりまともだった。金は最終的には少なくとも5000ドルに到達する。ビットコインが5万ドルをつけることはないだろう

この反論を受けてリー氏は「悲しいね」とし、賭けを提案。「ビットコイン5万ドルの方が金5000ドルより早いことに賭ける」と述べた。

こちらに対するシフ氏からの返信は、執筆時点ではまだきていない。

シフ氏は、アンチビットコインとしても知られている。安全資産としてビットコインを買ってはいけないと主張し、先日、米経済番組のCNBCに対して「金は非常に大きな市場であるにもかかわらず、CNBCはビットコインに多くの時間を割いている」と批判していた

米中貿易戦争や通貨安戦争への懸念が高まる中、ビットコインは金のデジタル版、デジタルゴールドとして活躍することが期待されている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版