バックトのビットコイン先物は今月23日に立ち上げられる予定だが、ビットコインは足元で1万ドルを下回っている。

これはマーケットサイクルの一環なのだろうか?過去の強気相場との類似性を検証してみよう。

100週移動平均(MA)と21週指数平滑移動平均(EMA)がサポートに

BTC/USD Weekly chart. Source: Tradingview

(出典: Tradingview「BTC/USD 週間チャート」)

2017年のビットコインの”バブル”と今年6月末につけた1万3935ドルの類似性を指摘する声がある。パラボリックな動きは繰り返す傾向がある。しかし、2017年と今年では本質的な違いがある。

2017年のトップは、マーケットのサイクルの終わりにやってきた。スタートは2016年1月に、100週移動平均(MA)と21週指数平滑移動平均(EMA)で確認された。

しかし、今年のトップは、100週移動平均を超えた水準における最初のピークであり、2017年12月と異なって自己満足感に直面しなかった。

2016年と2017年の強気相場の時、いくつかのパラボリックな動きがあった。

始まりは2015年の第4四半期から2016年1月にかけてで、ビットコインの弱気相場は終わって、100週移動平均(MA)と21週指数平滑移動平均(EMA)でサポートを得た。

今回も新たなサイクルのスタートであるので、2015年の弱気相場の終わりから生まれた最初のパラボリックの動きと比較した方が良いだろう。

ビットコインは、100週移動平均(MA)と21週指数平滑移動平均(EMA)を再び試し、強気かどうか確認した後に、半減期の前にかけて蓄積期に直面するだろう。

ビットコインとライトコインの半減期の2、3ヶ月前には、価格が上昇した。もし歴史が繰り返すのであれば、2020年第1四半期に上昇が見られるかもしれない。

200日間移動平均(MA)もサポート

BTC/USD Daily chart. Source: Tradingview

(出典: Tradingview「ビットコイン/米ドルのチャート」)

200日間移動平均(MA)もサポートとして機能している。以前の強気サイクルの時、ビットコインは常に200日間MAのサポートを得ていた。そして、終盤のフェーズでは、100日間移動平均のサポートを得ていた。現在は、7500ドル付近にある。

一方、最近のビットコインは1万ドルをわずかに下回った水準にあり、ちょうど100日間移動平均を下回った。2016年1月に始まった前回の強気サイクルと似ている。

アルトコインのクラッシュ

Altcoin dominance. Source: Cointrader

(出典: Cointrader「アルトコインのドミナンス」)

ここ2、3ヶ月、アルトコインにとって不遇な時期が続いている。アルトコインを買うことに対する恐怖心につながり、悪循環に陥っている。しかし、これは前もあったことだ。

ビットコインが196ドルから505ドルに上昇した2015年、アルトコインは後に続かなかった。アルトコインは、ビットコインが2016年1月15日に底をつけた時に動き始めた(100週移動平均(MA)と21週指数平滑移動平均(EMA)が底を確認した時だ)。

2016年の始めの頃、アルトコインのドミナンスは16%〜8%まで下落した。そして、その後、大きく上昇した。例えば、イーサリアム(ETH)は数ヶ月後に1700%上昇し、ヴァートコインは800%上昇した。

今回、ビットコインが蓄積期に入ると予想されることから、アルトコインは今回も追いつき、ビットコインとともに動くことになるだろう。

言い換えれば、ビットコインが今回のパラボリックで底をつくかレンジ相場になれば、アルトコインが動き出すだろう。

強気シナリオ

BTC/USD bullish scenario. Source: Tradingview

(出典: Tradingview「ビットコイン/米ドル 強気シナリオ」)

強気シナリオでは、ビットコインの価格は9800ドルの水準を突破し、ここを再びサポートとする。もしそれができれば、我々は再び1万800ドルを目指すことになる。

弱気シナリオ

BTC/USD bearish scenario. Source: Tradingview 

 (出典: Tradingview 「ビットコイン/米ドルのシナリオ」)

 

もしビットコインが9800ドルを突破できなかったら、8900ドルか8500ドルを再び試すことになる。100週MAとCMEの先物ギャップが示しているのは8500ドルだ。

ただ、調整は短い期間で終わるかもしれない。全体的に見てビットコインの価格は不自然ではなく、押し目買いをする機会を提供しているように見える。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。全ての投資とトレードにはリスクが付きまとうものであり、あなたは投資判断をする前に、自分自身で調べるべきである。