BTCが9000ドル割れ、Mt Goxの売却や韓国取引所の家宅捜索が影響か

 ビットコイン(BTC)の価格は11日、約8540ドルと3週間ぶりの安値となった。韓国の仮想通貨取引所アップビット(UpBit)への家宅捜索と、マウントゴックス(Mt Gox)による新たな売却が相場に影響を与えた。

 コインテレグラフの価格インデックスCoin360のデータによると、過去24時間にBTC/USDは大幅に下落したほか、主要なアルトコインも18%以上の下落となった。

 トレーダーは、韓国最大の取引所アップビットが韓国金融委員会(FSC)と検察当局による捜査を受けているというニュースに大きく反応を示したようだ。

 地元メディアによれば、当局はアップビットがバランスシートに関する誤った情報を提供することで「顧客を騙していた」と疑っている。

 またマウントゴックスの破産管財人は、8000BTC(約7000万ドル、約76億円)を4回に分け、2000BTCごとに売却したようだ。過去の売却では、11月以降の相場に何度か影響を与えたとみられている。

 ビットコインの価格は過去24時間で8.5%下落し、4月20日以来の安値となっている。

 アルトコイン市場では、イーサリアム(ETH)が約12%下落したほか、リップル(XRP)ビットコインキャッシュ(BCH)はどちらも17%以上下落した。

COIN360

Market visualization from Coin360

 ソーシャルメディアの仮想通貨コミュニティの中では、価格下落は仮想通貨ホルダーの一部が「過剰反応」だとの声も上がっている。今回の件は韓国の取引所にとって1つの試金石となるだろう。韓国の取引所はつい最近、コインマーケットキャップのプライストラッカーに復帰している。

 それまでは、コインマーケットキャップは、その価格平均の算出から主要な韓国の取引所を除外していた。韓国の取引所に記載されている価格とほかの国の取引所との間に「極端な相違」が見られることが理由としてあげていた。

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