ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は過去3日間、心理的に重要なレジスタンスである4000ドルを何度か超えたが、維持できなかった。高い水準での利益確定があったのだろう。もし、すぐに4000ドルを超えた水準で落ち着かなければ、20日間EMA(青色)、またはアップトレンド線へのマイルドな調整がおきると考える。

もし、4000ドルから急激に上昇したら、ポジティブなサインだ。4255ドルを超えれば、ダブルボトムを形成し、5273.91ドルをターゲットに上昇するだろう。

現在、二つの移動平均線は下がり気味で、RSIはポジティブな領域にある。やや強気派が優勢だろう。

BTC/USD

(引用元:TradingView

もしBTC/USDが移動平均線を下回れば、我々の強気な見方は無効になるだろう。50日間SMA(赤色)を下回れば、3355ドルまで下落するかもしれない。ここも下回れば、最後のサポートは3236.09ドルだ。

トレーダーは、3236.09ドルより下の水準でストップロスを保持した方が良いだろう。4255ドルを超えた付近で買いポジションの追加を提案するかもしれない。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は、3月16日、144.78ドルを超えて推移することに失敗した。高い水準での買いが欠乏しているのだろう。再び20日間EMA(青色)まで戻ってしまった。その下では、134.50ドルまで下がる可能性がある。双方の移動平均線は上昇を開始した。強気派にとってやや有利な状況になっている。

ETH/USD

(引用元:TradingView

144.78ドルを突破したら、次のレジスタンスである167.32ドルまで動くだろう。もしここも突破したら、強気トレンドを示す、上昇型トライアングルパターンが形成され、ターゲット価格の251.64ドルを目指すことになる。

対照的にもしETH/USDが移動平均線を下回って急落すれば、上昇型トライアングルパターンのトレンドラインまで下がるかもしれない。

トレーダーは、残りの買いポジションを125ドルでキープした方が良いだろう。

XRP/USD

リップル(XRP)は、過去2、3日の間、移動平均線近くでトレードをしてきた。この保合いの期間は、長続きはしないだろう。我々は、今後2、3日で決定的な動きがあるとみている。

XRP/USD

(引用元:TradingView

0.33108ドルを突破したら、 XRP/USDは下降型チャネルのレジスタンスまで上昇するだろう。もし、このチャネルの突破に成功したら、XRPは勢いに乗り、新たなトレンドが始まることになるだろう。

一方、もし上昇型トライアングルのアップトレンド線から急落すれば、次のサポートは0.27795ドルになる。この下の水準では、0.24508ドルまで下がる可能性がある。

トレーダーは、0.27795ドルより下でストップロスを置き、買いポジションを守った方が良いだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitcoin, Ethereum, Ripple, Litecoin, EOS, Bitcoin Cash, Binance Coin, Stellar, Tron, Cardano: Price Analysis, March 18