ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
イーサリアム(ETH)が牽引した仮想通貨相場の急騰から一服。現在、主要仮想通貨3種は落ち着いた値動きをしているが、時価総額4位と5位のEOSとライトコインが勢いに乗っている。
今は仮想通貨にダイブしていい時期なのだろうか?チャートを見てみよう。
BTC/USD
ビットコイン(BTC)は18日、下降トレンド線の上の水準で取引を終えた。前回に我々が出した買い推奨の条件を満たした。我々はトレーダーは理想的なポジションの3割を購入し、ストップロスは、3200ドルより下においた方がよいだろうと勧めた。残りのポジションは、4255ドルを上回った時に追加した方が良いだろう。
(引用元:TradingView)
4255ドルを超えれば、 BTC/USDは上昇局面への転換を示唆するダブルボトムを形成し、5273.91ドルを目指すことになる。
対照的に、もし現在の水準から下がれば、下降トレンド線がサポートになるでしょう。その下は、二つの移動平均線がサポートになる。これらを下回れば、下降トレンドが再開し、3236.09ドルを下回ることになるだろう。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は、心理的に重要なレジスタンスである150ドルに近づいており、利益確定の機会が近づいてきている。もしここを突破すれば、167.32ドルを目指すことになるだろう。
また二つの移動平均線がもう少しでクロスしそうだ。これは強気サインだ。またRSI(相対力指数)が買われ過ぎの領域にある。これもポジティブなサインだ。
(引用元:TradingView)
もしETH/USDが次の2、3日間で上昇しなければ、134.5ドルが再び重要な水準となってくるだろう。ここを再び力強く突破すれば、強さの証明になり、167.32ドルまで上昇する確率が上がる。一方、もし下回れば、二つの移動平均線の水準まで下がるかもしれない。
XRP/USD
リップル(XRP)は0.33108ドルを突破したが、この水準の上で取引を終えなかった(UTC時間、日本時間はUTC+9)。このため、我々の買い条件を満たさなかった。
(引用元:TradingView)
二つの移動平均線は横ばいで、RSIはポジティブな領域に入った。これは、トレンド変換を示唆している。もし0.33108ドルの上を維持できれば、0.4ドルまで上昇する可能性がある。
それゆえ、0.33108ドルを超えた水準で取引が終われば(UTC時間、日本時間は+9)、トレーダーはストップロス0.275ドルで買った方が良いあろう。我々はストップロスの置く位置を状況が好転し次第あげる。
我々の見方が間違っている場合もある。その場合は、XRP/USDは2、3日間レンジ相場になるだろう。
EOS/USD
EOSは我々の最初のターゲットである3.8723ドルをつけた。ここで売り圧力に直面した。もし、このレジスタンスをすぐに突破しなければ、今後2、3日で調整もあり得る。トレーダーは、ロングポジションの半分をタイトなストップロスで守り、残りの半分を2.9ドルにおいた方が良いだろう。
20日間EMA(青色)は上昇し、50日間SMA(赤色)は横ばいだ。RSI(相対力指数)は買われ過ぎのゾーンに入った。買い手の勢いがある。
(引用元:TradingView)
我々は3.8723ドルを突破すると見ている。次のターゲットは4.4930ドルだ。
対照的に、もし3.2081ドルを上回らなかったら、弱気のサインだ。
LTC/USD
ライトコイン(LTC)は、47.246ドルのレジスタンスで1日ほど止まった。そのあと、強気派が再び活発化した。上昇局面において注目すべき最初の水準は、56.910ドルだ。もしこの水準がクロスすれば、次は60ドル、その次は70ドルだ。
(引用元:TradingView)
20日間EMA(青色)は下落傾向にある一方、50日間SMA(赤色)は上昇を始めた。RSI(相対力指数)は買われ過ぎのゾーンに近い。これは、強気派が明らかに勢いを持っていることを示している。
もし二つの移動平均線を下回ることになれば、我々のポジティブな見方は無効になる。