ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)は、20日間EMA(青色)より上の水準で踏ん張りきれていない。この水準で買い手が少ないのだろう。ネガティブなサインだ。このサポートが崩れたら、次のサポートである4914.11ドルまで下落するかもしれない。ここが力強いサポートになるだろう。しかしもしここを下回れば、次のサポートは50日間SMA(赤色)になる。

BTC/USD

(引用元:TradingView

現在のところ、2つの移動平均線が上昇傾向にあり、強気派の影響力がまだあることを示している。もしBTC/USDが20日間EMA(青色)、もしくはそれより少し下の4914.11ドルから反発したら、5600ドル、5900ドルへの行進を再開するだろう。

トレーダーは、4800ドルで残りのロングポジションのストップロスを置いた方が良いだろう。次の2、3日は、今後の動きを占う上で重要だ。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は、過去3日間、2つの移動平均線の間を行ったり来たりした。20日間EMA(青色)はフラットでRSI(相対力指数)は中立点のちょうど下だ。短期での保ち合いを示している。もし167.20ドル近くで推移を続けられたら、突破の可能性が高まるだろう。

ETH/USD

(引用元:TradingView

ETH/USDは、下降トレンド線の上で力を蓄え、190.54ドルを超えたら勢いをつけるだろう。上昇局面で注目の水準は、225ドルと256ドルだ。

我々の強気な見方は、50日間SMA(赤色)を下回れば、無効になる。そうなれば上昇型トライアングルのトレンド線まで下落する可能性もある。ロングポジションを始める前に、強さを確認したい。

XRP/USD

安値である0.27795ドルからの反発は弱々しかった。この水準まで下がっても、リップル(XRP)保有者の間ではあまり危機感がないのかもしれない。今後、上記のサポートを再び下回る動きがある可能性が高い。そうなれば、今年最安値である0.24508ドルまで下がる可能性がある。この水準を割り込めば、投資家心理を大きく損ねるだろう。

XRP/USD

(引用元:TradingView

我々の見立てとは対照的にもしXRP/USD が現在の水準から反発したら、今後2、3日間、0.27795と0.33108ドルの間でレンジ相場になるだろう。0.33108ドルを突破したら強さを見せ、0.38ドルを超えたら勢いをつける。

過去2、3ヵ月間、XRPのパフォーマンスは良くなかった。買いポジションを提案する前に、我々は静観する。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Bitcoin, Ethereum, Ripple, Bitcoin Cash, Litecoin, EOS, Binance Coin, Stellar, Cardano, TRON: Price Analysis April 29